体幹トレーニングができるおすすめの習い事9選!筋力・運動神経を伸ばそう
子供のうちに伸ばした体幹や基礎体力、運動神経は、大人になっても生活を助けてくれるもの。
外で元気に遊びまわる時代の子供は、それだけでも運動神経が向上し、体育の授業をのびのびと楽しめていました。
しかし現代では遊び方も変わり、外で身体を動かして遊ぶ機会が減ったことで、基礎体力が落ち体幹が鍛えられない子供が増えています。
▼体幹が鍛えられないと…
・転びやすくなる
・運動への苦手意識が強くなる
・姿勢が悪くなる
体幹を鍛えるのにもっとも適しているのは子供の時期であり、楽しくトレーニングができるとグングン成長していきます。
体幹トレーニングは習い事をとおしておこなえるので、ぜひお子さんの個性や能力を伸ばせるものを見つけてみてください。
体幹トレーニングをする重要性とは?なぜ大切?
「体幹」というと、「スポーツをするときに大切なもの」とイメージするかもしれませんが、実は日常生活にも大いに関わっています。
そもそも「体幹」とは、頭と手足をのぞいた「胴体部分」全体を指します。
お腹、背中、胸、腰などはすべて「体幹」と呼ぶということですね。
体幹は全身の46%を占めているので、しっかり鍛えられていない場合には筋肉と神経がうまく伝達せず、寝返りをうつのもぎこちなくなります。
手足だけを鍛えても、身体がついてこなければ力はうまく発揮できない、ということです。
【ポイント】複数の習い事で体幹をバランスよく鍛えよう!
筋肉には身体の外側にあるアウターマッスルと、内側にあるインナーマッスルが存在します。
体幹トレーニングをすることでインナーマッスルを鍛えることもできますが、トレーニングが偏ってしまうと、身体の一部しか鍛えることができません。
特に子供のうちは向き不向きな運動を見るためにも、なるべく多様な運動を体験させ、バランスよく体幹を鍛えれると良いですね。
体幹トレーニングがしたい!おすすめの習い事9選
体幹トレーニングをするなら、プロのもとで指導が受けられる習い事をするのが安心です。
今回はおすすめの習い事を9個ご紹介するので、お子さんの興味が強いものから始めてみてはいかがでしょうか。
体幹トレーニング向きの習い事1:水泳
水泳は幼い頃から始めやすい習い事のひとつです。
水中では身体への負担が少ない一方、全身を使う運動なので、身体全体の体幹を平等に鍛えるのに適しています。
陸上での普段の生活では使わないような筋肉や関節も動かすことで、鍛えにくい部分までバランスよくトレーニングできます。
プールは小さな頃に体験しておかないと、大きくなってから苦手意識が生まれやすいです。
0歳から始められる親子スイミングスクールなどもあるので、まずは近隣で探してみてはいかがでしょうか。
体幹トレーニング向きの習い事2:体操
陸上で体幹を鍛えるスポーツといえば、体操です。
マット運動や鉄棒、トランポリン、跳び箱など、全身の筋肉を使ってさまざまな動きをするため、体幹や運動神経をバランスよく鍛えることができます。
体操がしたいときには、体操教室に通ってみましょう。
必要な道具が揃っており、身体の動かし方を熟知した先生が安全に運動の基礎から教えてくれるはずです。
体幹トレーニング向きの習い事3:サッカー
サッカーは走ったり、蹴ったり、ジャンプしたり、避けたりと、さまざな動きが必要なスポーツです。
片足で蹴るときやジャンプしてボールを止めるとき、方向転換をするときには、バランス力が必要不可欠。
さらにチームスポーツなので、周りとの協調性も鍛えることができます。
体幹トレーニング向きの習い事4:野球
野球はボールを投げる、打つ、走るなどの動きを通して、全身を使うスポーツです。
腕を使ってバットを振ったり、足を大きく開いて早く走ったりするうちに身体の動きが洗練されるようになり、目的や意思にそった身体の動かし方がわかるようになります。
またボールの扱い方や力を入れる加減などが習得できるので、身体のバランスを保ちながら道具を使う運動への抵抗感がなくなりやすいです。
体幹トレーニング向きの習い事5:バレエ
バレエを踊ることで全身の関節や筋肉を使い、身体の動かし方を学べます。
幼少期からバレエを習う場合には特に、姿勢の良さやバランス感、リズム感や芸術的センスなど、習得できることが幅広いです。
無駄な動きが減少することで美しい所作ができるようになるため、品を大切にしながらトレーニングができるのではないでしょうか。
体幹トレーニング向きの習い事6:ボルダリング
大人になってから趣味として始める人も多いボルダリングですが、子どものうちから始めておくことで体幹や体力、筋力、柔軟性などを効率よく鍛えることができます。
ボルダリングは自分の目標をクリアすることに重きをおくスポーツなので、人と競うことが苦手という子でも集中して取り組めるのではないでしょうか。
どの岩を掴むと自分の体をどう動かせるのかを自分で考えるため、考える力や精神力も鍛えやすいです。
体幹トレーニング向きの習い事7:空手
空手は脚を使う蹴りや手を突きなどの基本動作や技に、バランスを使うものが多いです。
組み手では相手のバランスを崩すために、自分の体幹をどっしりとさせておく必要があります。
さらに相手からの攻撃に対応するための瞬発力も必要になるので、反射神経をはじめ運動神経を引き上げることに長けたスポーツです。
マナーも重んじるスポーツだからこそ、子どものうちに心身が健康になるための習い事としてぴったりではないでしょうか。
体幹トレーニング向きの習い事8:スケート
スケートはバランスを保ちながらスピードを上げたり、ジャンプをしたりする必要があるので、平衡感覚や運動神経そのものを底上げしやすいと言われています。
美しいポーズをするためには関節の柔らかさが、ポーズをし続けるためには筋力が、演技の時間を滑り切るためには体力が必要です。
子どものうちはそもそも、スケート靴を履いてバランスを保ちながらリンクを滑ることから大きな学びになります。
体幹トレーニング向きの習い事9:運動教室
運動教室は上記でご紹介してきたような習い事で学ぶ身体の使い方を、プロから満遍なくしっかりと学べる習い事です。
そもそも「競技が好きじゃない」という子どもでも「遊ぶ」感覚の延長線上で運動ができるので、身体の使い方を学び運動神経をアップさせたいときに向いています。
また運動教室では枠にとらわれることなく幅広い運動を楽しむため、お子さんそれぞれの得意なことや個性、能力を見つけるのにぴったりです。
これからしっかりと習得するスポーツとの相性を見分けたいときにも、前段階として活用できるでしょう。
苦手なことは底上げし、得意な部分は伸ばしてあげることで「自分はこれをこうすると伸びるんだ」と自己理解も深まり、将来の可能性を見つけ出すヒントになるかもしれません。
【まとめ】習い事でバランスよく体幹トレーニングをしよう!
体幹トレーニングで身体を鍛えておくと運動神経の底上げにつながり、日々の生活の質から変わっていくでしょう。
また、上半身を正しい姿勢で支えられるようになるので、身体に負担がかかりにくくなり、長い目で見ても健康的な身体づくりに必要不可欠です。
体幹を鍛えたからといってすぐに目に見える形になるわけではないですが、日頃から意識していくことで身体の感じ方が変わります。
まずはお子さんの能力に合う運動を見つけることから、始めてみてはいかがでしょうか?